タイヤ少年

たぶん今から2カ月前、一人でタイヤ引きのトレーニングをしていたら小学生たちに話しかけられたことがありました。小学生からしたらタイヤ引きなどひどく珍しく感じたらしく、皆興奮気味で私のタイヤを引き、走りまわっていました。その中の一人の少年が、「僕もタイヤ引きをしたい」というので、タイヤはタダで手に入ることを教えてあげました。

それから2カ月が経ち、私はそんなことは既に忘れており、今日も一人でタイヤ引きをしなきゃなぁと思いながらグランドに向かったら、いたのです。

あの時の少年が。My タイヤを持って。

私は、この時思いました。

「こいつは男だ」と。そして、おれの弟子にしてやろうと。ww

そして早速トレーニング。7秒のハンデを与えてやりましたが、抜き去りました。

いつも一人で練習しているので、仲間が出来たような感じがして嬉しい気持ちになりました。ただ、小学生なのでタイヤ引きはまだ時期的に早いと思うのであまりやらないように言っときました。この小学生には明るい未来が待っているような気がします。また来週、会うかもしれません。

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この記事を書いた人

名前:深川 貴司/ふかがわ たかし
年齢:35歳
専門:110mh
ベスト記録:14.06
出身大学:順天堂大学
経歴:都立学校教員(6年)、現在はプログラマー(web系)へ転職💻
福岡在住

主な成績:全国高校総体(インターハイ)3位。関東インカレ3位。全日本インカレ6位。日本選手権出場。

コメント

コメント一覧 (4件)

  • なにその癒されるエピソードw
    近所で有名な”ハードルのお兄さん”的な感じになってんのかもね.

    ちゃんと腕振れてるしww
    すごい逸材かもね♪

    • まだ、ハードラーってことは明かしてないんだよ!もし来週もあったら本当に弟子にします。

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