九州選手権を終えて

8月19日(日)に九州選手権に出場しました。結果は、

110mh 予選 14秒51(0.0) 組1着

110mh 決勝 14秒40(-0.5) 1着

1つの目標であった3番以内というのは達成出来た。今回は練習を積み調子も良かったので良いタイムを出せる自信があったが、14秒40というタイムで終わってしまった事は反省点。

インターバルは良く走れた。しかし、スタートから1台目までのアプローチで詰まってしまい浮いたハードリングになったことがタイムに繋がらなかった。10台中8台は浮いてしまったが2台は今練習で身につけようとしている動きが出来た。今回のレースはその点では、収穫だった。

実は今大会で一番良い動きが出来たのは、決勝レース直前の3台目まで行ける最後の練習の時だった。今身につけようとしている動きが体現出来、今までに無い感覚を得ることが出来た。レース後、友達に会いその点について指摘され、あの動きは良かったと言われたので間違いないと思った。

それにしても、自分の中だけで感じられていた微妙な感覚を見事に指摘してきた友人の目の鋭さには驚いた。この様な選手の微妙な変化を感じ取ることが出来る、確かな目を持っている指導者がいれば選手は安心だなと思った。本番のレースで失敗してもその中で良かったと思えた点が見事に合致すると信頼関係も築ける。その力は、選手としての経験とどれだけ陸上競技を見ているかに尽きる。

今回得たことを、全日本実業団に活かしたい。

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この記事を書いた人

名前:深川 貴司/ふかがわ たかし
年齢:35歳
専門:110mh
ベスト記録:14.06
出身大学:順天堂大学
経歴:都立学校教員(6年)、現在はプログラマー(web系)へ転職💻
福岡在住

主な成績:全国高校総体(インターハイ)3位。関東インカレ3位。全日本インカレ6位。日本選手権出場。

コメント

コメント一覧 (11件)

  • お疲れ様です!
    収穫があったのなら、それにこしたことはないですよね。
    次の全日本実業団では、更に記録更新できるようにがんばってください( ´∀`)

        • 遅れて申し訳ありません。動画、拝見しました。率直な感想は、後少しで突き抜けられそうなんだけどなぁ、という感じです。インターバルのリズム、走り方はとても良いと思います。110mhに合った走りをしていると思います。踏み切りの時の腕の動きも理に適っている感じがします。早稲田大学出身の飯田将之さんに似た動きな気がするので、参考にして動画を探して見て下さい。
          もの足りないところは、踏み切りの力が弱いことです。抜き足が、体に引っ付いた状態になっていてハードルにぶつけそうになっています。もう少し、踏み切りが力強くなり、ディップを深くかけられるようになれば、よりスムーズなハードリングが出来ると思います。一歩ハードルを練習に取り入れて、一台一台しっかりと踏み切る練習をしてみてはどうでしょうか?あと、スタートのアプローチをもう少しスピードをアップさせた方が良いですね。前半からしっかり前へ出られるだけの走力はある気がします。質問等あれば、コメントをお願いします。

  • お疲れ様です。

    「確かな目を持っている指導者」 そういう指導者と巡り合えたら選手は幸せだし成長するんでしょうね!
    素人の私はビデオを何回も見ても、なかなか見えないです。(涙)

    地区新人のレースですが、アドバイス頂ければ幸いです。
    (3コース  815番  2着 16“13)

    肉離れから回復8~9割の状態でのレースとなり、暑さもあり10台やっと走り切ったという感じと本人言ってました。
    前回アドバイスいただいた事を頭に入れ、腕振りをコンパクトにするようにしていると言っていましたが、なかなか成果が出ずどうしてやっていったらいいのか?迷い道に入り込んでしまっている感が見られます。
    器用な方ではないし、簡単なことでもないので地道に反復練習するしかないと言い聞かせているところでした。

    よろしくお願いします。

    • コメントありがとうございます。返信遅れてすみません。動画拝見させていただきました。
      前回の動画と比べて見ました。タイムは怪我の影響もあって上がっていませんが、レース全体の流れ、出来は今回の方がはるかにいいなと感じました。特に、感じた所はハードリングに上下動が少ない所です。インターバルランから踏切がスムーズでリード足の出方も浮きが少ないです。上でなく前方に踏み切れているからだと思います。また、着地してからインターバルランへの移行も非常にスムーズになったと思います。腰の入った着地が出来ていることと、インターバルの時の腕振りを意識している事が降りたら直ぐ走ることに繋がっているのだと思います。それに伴ってインターバルの腕振りも素早くなっており110mhのインターバルランになっていると思います。
      タイムが上がっていない理由は、怪我をしたことによる走力の低下です。スプリントが元に戻れば良いタイムが出る走りをしています。今の段階で物足りなさを上げるならスタートから1台目までのアプローチです。もう少しスピードを上げて入った方が良いです。ここの区間は一番大事なところです。ここを全力で走り一台目を越えないと、どんなに走力が上がっても110mhのタイムは向上しません。詰まるかもしれませんが、最高速度が出せる様に練習して下さい。あともう少し前方に鋭く踏み切れると良いですね。しかし、踏切は走力が上がれば鋭くなっていくので先ずは走力です。
      本当に、結果が出るか出ないかの所まで来てます。あと少しのきっかけでタイムが大幅に伸びそうです。とにかく走力の向上と、アプローチの練習を頑張って下さい。何か、疑問質問があればコメントをお願いします。

      • 全日本実業団 お疲れ様でした。 
        布勢→九州→全日本とタイムが上がってきておられ、次レースも今期タイム更新を祈っております!

        さて、息子の方ですが、7月末にハム肉離れ後、9月初め、県大会時に股関節痛?(踏切脚の臀部内側付近より5cm位下に痛み)と十分な練習が出来ずに9/30にブロック新人大会に臨みました。
        やはり、走力が落ちているせいか?キレの見られない走りになってしまった様に見えました。(2コース 5着 16″26)
        また、アドバイス頂ければ幸いです。よろしくお願いいたします。

        • 返信が遅れて大変申し訳ありません。忘れていました。動画を見る限りでは、やはり走れていませんね。単純にスプリント能力が落ちています。怪我明けなので仕方がないことですが。その不安からスタートも出遅れて、自身のないレースになっていますね。ただ、レース全体の雰囲気は良いです。足首が固くて、魅力ある動きをしていると思います。これからの冬季練習では、とにかう走力の向上です。怪我を注意してトレーニングを積めば必ずスプリントは向上します。また、ジャンプトレーニングをすると効果的だと思います。ハードルジャンプや、バウンディングwを週に一度くらい取り入れると良いかもしれません。また、冬でもハードルを跳ぶ機会を設けると良いと思います。ハードルをかなり低くして無理なく跳べる間隔に置きます。高校生くらいだと、冬に跳ばないとハードル感を失います。シーズンに入ってそれを取り戻すには時間がかかります。高校生のシーズンは早いので、冬でもハードルを跳んでおくことは大切なことだと思います。走力が上がれば、14秒台が出ます。可能性がある動きをしているので、頑張って下さい。

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