ハードル走 アプローチの調整方法

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詰まりは成長の証

110mhや100mhを続けていると、ある日突然1台目までのアプローチで詰まってしまう状態に陥ることがあります。私がそれを感じたのは、高校2年生の時でタイムが15秒前半になった時でした。

その原因として走力が向上したことが考えられます。

1、2、3歩目で調整する

私がアプローチの詰まりを解決するために、行なっていたことを紹介します。

それはスタートからの1、2、3歩目で歩幅を小さくすることです。
途中、スターティングブロックを後方に下げたりもしたのですがあまり上手くいきませんでした。ですが、方法の一つとしてはありだと考えています。

私の経験ですが、踏み切る直前の6、7、8歩目で調整するよりも最初の1、2、3歩目で調整する方が動きを調節しやすい実感がありました。
また、踏切直前の調整はブレーキや減速を引き起こす感覚もありました。

具体的な方法

1歩目をスタートラインの白線に置く

1つ目は、スターティングブロックから離れる後ろ足をスタートラインの白線に置くイメージをもっていました。
この意識をもつことで、小さな歩幅で走り出す動きが安定してできたと思っています。

足を地面に優しく置く

また、小さな歩幅で走ることを実現するために足を地面に優しく置くという意識を習いました。
小さく動かしていても、前に進んでしまっている場合があります。
100m走であれば前に進むことはよいことですが、ハードル走でアプローチ区間を調整するためには進まないようにすることも必要です。

地面に優しく置くことで、押したり蹴ったりする動きが制限され進まなくなったのだと思います。私はこの感覚がとても合っており、大学4年生の時はアプローチが安定しました。

指導の依頼

指導の依頼があれば、こちらよりご連絡をお待ちしております。
パーソナルトレーニングも受け付けております。

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この記事を書いた人

名前:深川 貴司/ふかがわ たかし
年齢:35歳
専門:110mh
ベスト記録:14.06
出身大学:順天堂大学
経歴:都立学校教員(6年)、現在はプログラマー(web系)へ転職💻
福岡在住

主な成績:全国高校総体(インターハイ)3位。関東インカレ3位。全日本インカレ6位。日本選手権出場。

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