タンパク質について学ぶ

 自身はとても大事な時期(高校生、大学生)に、栄養の勉強を全くしていなかった。もし、早期の段階でせめて高校生の時、欲を言えば中学の時から栄養の知識をもち、それに基づき行動していれば、たぶんもっと速く走れていて、人生は少し変わっていたと思う。もしかしたら、もっと夢に近づけていたかもしれない。

そこで、今がとても大切な若きアスリートのためにタンパク質について少しまとめてみることにする。

タンパク質は、三大栄養素の一つで身体づくりには非常に重要な栄養素だ。筋肉=タンパク質。アスリート=タンパク質。と言ってもよいほど、タンパク質は間違いなく重要な栄養素だ。

一般的に、タンパク質は臓器、筋肉、皮膚、骨や歯、毛髪や爪など身体の材料となると言われている。そう、材料なのだ。

では、タンパク質は何に含まれてるか。
それは主に、肉、魚、卵、豆、牛乳だ。それぞれの代名詞としては、鶏肉、マグロ、卵の白身、納豆、牛乳だと考える。

では、いったいどれほどの量を一日に摂取すべきなのか。ここを知っておくことが大切だ。
一般的に言われていることは、普通の人なら体重1㎏あたり1g。アスリートなら体重1㎏あたり2g。つまり、2倍だ。アスリートの人、体重が60㎏なら一日に120gのタンパク質を摂取することが必要だと言われている。

もちろん、高校時代の自身はそんなこと知らなかったので間違いなく足りていなかった。せっかく、あんなに頑張って毎日トレーニングをしていたのに、もったいなかった。

では、次に普通の食事でどれほどのタンパク質が摂れているのか考えてみる。高校生が食べてそうなパターン。
先ずは、朝食から。ご飯1杯(3g)、味噌汁(3g)、納豆(7g)。合計で13g。
昼食、カレーライス(20g)合計20g
夕食、生姜焼き(20g)、ご飯(3g)、納豆(7g)、野菜(2g)。合計32g。
全て合わせて、65g。これで、おおよそ65g。これで、ちょっとご飯をお代わりしても数グラム増える程度。牛乳飲めば一杯で約4g。
頑張ってもせいぜい80gだ。
なので、アスリートのように激しくトレーニングをし、身体を傷つけ、強くしようとする人は相当、意識しないと体重の2倍は難しい。この例でも、一日に納豆を2パック食べる時点で、意識はまぁ高い方だ。しかも、これをほぼ毎日続けないといけない。

これは、正直大変だ。親御さんも苦労する。となった時、プロテインを飲むしかない。プロテインなら、例えば100gの粉のうちだいたい約80%がタンパク質だからだ。一回の飲む量はだいたい30g程度なので、その8割で24gがタンパク質になる。それを一日、2回飲めば約50g。食事の80gに足せば130gとなり、タンパク質に限っては、十分な量を摂っていることになる。

もし、自分が今高校生に戻れるならば絶対に飲む!だって、強くなれる可能性のパーセンテージが上がるからだ。プロテインは、一度飲むとくせになる。おれは、おすすめしたい。

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この記事を書いた人

名前:深川 貴司/ふかがわ たかし
年齢:35歳
専門:110mh
ベスト記録:14.06
出身大学:順天堂大学
経歴:都立学校教員(6年)、現在はプログラマー(web系)へ転職💻
福岡在住

主な成績:全国高校総体(インターハイ)3位。関東インカレ3位。全日本インカレ6位。日本選手権出場。

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