陸上競技の基礎・基本

鼠径部痛症候群になってから治療院でリハビリを行っている。リハビリを行う中で、どうやって足を上げ、下ろすか、腕はどう振るか、体幹はどう固めるか、骨盤はどう動かすかなど動きの基礎、基本を見直しているところだ。

そして今日、朝から競技場で歩行から腿上げまでを指導していただいた。

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中学生から陸上競技を始め、13秒台突入を前にして歩行、腿上げに戻ることになるとは思わなかった。自分はそこそこ陸上競技を知っていると自信を持っていたが、基礎を習う度に自分は何も理解していないことに気づく。2本の足で立ち、前方に歩くという動作の中に意識しなければいけないことが多くある。体幹を使い、臀筋を使うことがすごく難しい。本当に、基礎・基本が抜けていた。

 

 

 

走る,跳ぶという単純動作を細かく段階的に理解し、動かせるようになるにはかなりの熟練者でなければ難しい。だから陸上競技の基礎・基本を理解している人は少ない。細かく指導出来る指導者はほとんどいないだろう。

今、陸上競技の基礎・基本を少し学んでこのように考える。スプリントドリルやハードルドリルを理解し十分に出来るようになることと、パフォーマンス力はある一定レベルまでは比例しない。ある一定レベルまでは、ひたすらに鍛えれば強くなる。例えばバウンディングを身につけようとする時、細かい動き作りを段階的に行うよりも、見よう見まねで繰り返す方が上達は早いと思う。習うより慣れろというやつだ。中学生、高校生のキャリアでは動きの幅も狭く、自身の筋への感度も低いはずだ。だから段階を追って理解するより効率的だと思う。

だからある一定レベルまでは、なぜ体幹を鍛えることが必要なのか?みたいなことを理解することはそれほど重要ではなくひたすらに鍛えることの方が大切だと思う。鍛えることで結果的に良い方向に向くからだ。

しかし、さらに上を目指す時やスランプ、意味のわからない怪我をした時は基礎・基本を理解し出来るようになることは必要なことだと今思う。なぜ大切かそれはこれから理解していきたい。

今、自分が通っている治療院がここ。北斗整骨院。治療だけでなく基礎・基本まで指導していただける治療院。是非、行ってください。

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この記事を書いた人

名前:深川 貴司/ふかがわ たかし
年齢:35歳
専門:110mh
ベスト記録:14.06
出身大学:順天堂大学
経歴:都立学校教員(6年)、現在はプログラマー(web系)へ転職💻
福岡在住

主な成績:全国高校総体(インターハイ)3位。関東インカレ3位。全日本インカレ6位。日本選手権出場。

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