観点を明確にする

学校現場では評価の観点が大切でうんぬん言わるが、陸上競技の練習でも何に自己の動きのポイント(観点)を置くかは大切だと思った。

毎日、陸上競技のことを考え色々な情報が入ってきて試行錯誤していると結局何を大切にし身につけようとしているかわからなくなってしまう。
細部の技術は仕方ないが、絶対にこれだけは外せないという観点を抑えておけば調子を大きく落とすことも減るし、動きの修正も少しは容易になるはずだ。

自分の場合、スプリントに関しては
1 上体が後方に反らず腹筋で抑えられているか(胸を張らない)
2 腕を後方に振れているか

ハードル走に関しては
1 リードアームをゆっくりためながら前方に出せているか
2 インターバルランで状態の反りを抑えられているか
だ。
競技者はもちろんだが、指導者も観点を明確にしてコーチングしてあげることでわけがわからなくなる(迷走する)ことは多少避けられるはずだ。
競技者もこれだけはという事を忘れずにいれば、動きが極端に悪くなっても戻ってくることができ、また日々安定してトレーニングを積むことができるはずだ。

観点を明確にする」への9件のフィードバック

  1. こんばんわ。以前新人戦で15.2を切るにはどうすればいいか質問させていただいた者です。結果として、支部予選で一本走った時に怪我をしてしまい、その時の15.63で終わってしまいました。いろいろ教えていただいたのに残念です。
    その時の動画です↓
    http://youtu.be/uz0CfvVTcVw
    個人的に、自分の考える課題を上げると
    ・走力不足
    ・アプローチが不安定
    ・抜き足が来るのが早い
    ・↑によってリード足と抜き足の連動していない
    ・着地の際腰が抜ける

    このくらいしか思いつかないです。また、これは正しい課題なのでしょうか?リード足と抜き足の連動というのはなんとなく速い人はリード足を下ろす時と抜き足を前に持ってくるタイミングが合っているような気がしました。また、着地の際腰が抜けるっていうのは着地の位置が前過ぎるんでしょうか?

    長々とすみません。是非アドバイスお願いします。

    • 返信が遅くなって大変もうしわけありあません。
      今回の動画だけを見ると、先ず一番気になる事は1台目のアプローチが近いことです。1台目が近いことで既に思い切り踏み切れず、上に浮きリードと抜き足のタイミングが合っていません。また、思い切り踏み切れないことに加え腰が引けてしまっています。腰が引けているのも踏み切りが近いからです。
      1台目の踏み切り位置が今より遠くなり、もっと前方に真っすぐ踏み切ることが出来れば浮きも抑えられリードと抜きのタイミングもあってきます。
      今のままだと、合ってきません。
      ハードリングでは、少し置きにいっている感じがあります。ひょいっという感じではなく、思い切り前方に身体を運ぶイメージです。
      とにかく、先ずは1台目のアプローチを改善してみてください。それだけでも大きく変わるはずです。

      • 返信ありがとうございます。なるほど。踏切とAPが課題だということがよくわかりました。だいたいハードルからどのくらい遠くから踏み切るのが理想なんでしょうか?

        • だいたいこれくらいってのはあるんですが、忘れました。選手のレベルにもよるので一概にこうとは言えません。
          友達に頼んで、今踏み切っている位置にマークを置いてもらってそこよりも少し遠くから踏み切る練習をしてみても良いかもしれません。
          ただ今よりも遠くから踏み切るのであればより強く、より速く踏み切らなければいけません。それに見合ったフィジカルにならなければいけません。ただ遠くから踏み切る練習をしても出来る様にはなりません。フィジカル、走力も鍛えてください。
          あとは、最初の1、2歩をより細かく出るのも方法だと思います。アプローチの改善はとても時間がかかりますが、考えながらやっていれば突然しっくりくるものです。考えながらとりくんでみてください。

          • わかりやすくありがとうございます。基礎的なところから見直してみようと思います。冬季では週何回くらいハードルの練習は取り入れた方が良いのでしょうか?基本的には走力アップを目的とした練習をするつもりですが、ハードルの技術的な面も磨きたいです。それに効果的な練習やオススメの練習などがあったら教えていただきたいです。

          • 返事が遅れてすみません。
            冬季のハードル練ですが、これもその人の課題によります。私が大学時代は冬季で、週に1回ハードル練習をしました。それでも、忘れない程度に軽く跳ぶ程度です。土曜日など時間がある時、全体練習が終わった後に数台ならべて気持ちよく跳んでいました。本当に遊びの感覚です。それでも、何かを意識してとんでいました。本格的に3歩で跳ぶのは2月の終わりくらいでした。
            冬季に跳ぶのは週に1回くらいでよいです。
            ハードルの技術面に関してです。効果的な練習を上げることは少し難しいです。大事なことは、トップ選手の動きと自身の動きを比較し何が課題なのか見抜くことです。そしてそれを練習の中で繰り返し修正することです。それの繰り返しが何より大切です。
            具体的な練習では、時々ブログにも書くのですが100mhです。これは実際に10台並べます。後半の意識や無駄な動きを省くための気づきを得られたりと意外とありです。

  2. 初めまして、高1のハードル歴2年目のものです。
    今までハードルを数をこなして練習しており、成果もそれなりにあったのですが、最近伸び悩んでいます。欠点としては着地が乱れること、第一ハードルに照準が合わないこと、力んでしまうことがあります。
    背の低い自分に合う練習にどう変えたらよいかアドバイスをお願いします。

    • はじめまして。返事が遅れて大変申し訳ありません。
      ハードル練習をある程度こなすと、アプローチが課題になることは多くあります。1台目に近くなりすぎることはよくあります。1台目が狂うとその先、全てが狂うのでそこは思考錯誤して合わせるしかありません。
      自分も、15秒前半で走れるようになってから一度、14秒前半で走れるようになってから大きなアプローチの乱れがありました。
      着地が乱れることの原因の一つとしてアプローチの乱れがあると思います。また、ハードルを越えてから着地までに力を抜かずに焦って直ぐに走り出そうとすると乱れます。着地までしっかり待つということを行うことが大切です。
      背が低いのであれば、ハードリングでj間がかかってしまうのは仕方がないことです。ハードリングよりもインターバルランでリードする、そのための動きを考えることが大切です。

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