陸上競技(走り、ハードル走)の力の入れ方について 走り編

走ることについて、今私が考えている事。

よくある指導として地面を力強く蹴りなさい、地面を押しなさいというのがある。私も大学4年の7月頃まで、この様な意識を持って練習に取り組み続けました。地面に強い力を与え、その反発を得ることは速く走るための最大の要因なので間違った意識ではないはずです。しかし、ある怪我をきっかけにこの意識は少し違うのではないかと思い始めました。

大学4年生の時、左ハムの痛みが続き満足に走れない状態が続いていました。 なぜ左ハムが痛むのか、それは左足が後方に流れていて前方に引き戻す時に過度の負担が掛かっていたからです。なぜ流れていたのか、それは地面を意識して蹴っていたからです。それに気づいてからは痛みを出さないために、蹴らないことを意識して走りました。意識のポイントは空中にいる時に足全体(特に太もも)を脱力することを考えていました。今までは、地面に足が着いている時を意識していましたが、それからは地面に着いていない時を意識したのです。イメージだと、グッグッグッという力を入れる音の所をフッフッフッと力を抜く音に変えました。この意識の転換により接地時間が短くなり瞬間的な力発揮となり、痛みも抑えられ走力も向上しました。まさに、怪我の功名です。

おそらく人は、速く走ろうという意識を持って走ろうとすれば自然と力が入る様にプログラムされているのだと思います。そこに、さらに意識して力を入れれば自然な走りのフォームは崩されてしまい、怪我や失速につながる。このことについて、武井さんのtwitterからロンドンオリンピック準決勝、山縣選手の走りについて

つまり、意識して蹴ったことがマイナスに働いてしまったということ。(この場合は無意識だと思いますが)これらのことから、地面に力を加える意識は間違った力の入れ方の様な気がしています。

トレーニングで大切なことは、無意識で発揮される力を伸ばすこと。そのために、ウエイトトレーニングで筋力を上げ、ジャンプトレーニングで瞬間的な筋発揮能力を高めます。人それぞれ走りの意識は違うと思うので意見や考えがあればコメントをお願いします。

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です

CAPTCHA