110mh 100mh ハードル走 腰が落ちることについて

ハードル走をやっていると、腰が落ちるんです。という相談をよく受ける。この腰が落ちるという現象は直そうとして直るものではないと思っておいた方がいい。

さらに、この腰が落ちるという現象だが、トップ選手以外はほぼ落ちると思っておいていいと思う。誰もが、微妙に落ちるし、腰は乗り切れていない。

とは言え、自分も高校生の時は、ずっと腰が落ちていると思って悩んでいた。だが、この時比較していたのは劉翔。こういうのをイメージしていた。高校生の自分がこのような動きを目指したところで筋力がないので、実現はできないのだ。

ちなみに、以下の写真は、大学4年の時の自分だ。一応、日本選手権に出場できるレベルではあったが、腰は落ちている。

これは直そうと意識しても簡単に直るものではないので、あまり気にしすぎない方がいいと伝えたい。大抵の場合、走力や筋力が高まるにつれて、腰の落ちは改善に向かっていく。技術は、単体で存在しているわけではなく、筋力や走力が高まることで習得できるものが多い。単に、一部分だけ(腰が落ちている部分)を切り取って直そうと思っても、ほぼ直すことはできない。理想の動きの習得には、段階を踏まなければならない。そのように考えておいた方がいい。

繰り返し何度も言うが、大事なことは走力の向上だ。ハードル走は、ついつい、形に目がいってしまう。しかし、形(技術)よりも走力や筋力の向上に目を向けた方が伸びしろが多いので、そこに目を向けて練習を頑張ってほしい。

Guy Drut 13 SEconds

これは、私の大学時代の偉大なハードルコーチお勧めの動画です。

動画の人は、Guy Drut(ギー・ドルー)。フランスの選手で、ベストタイムは13″28(1975年)モントリオールオリンピック金メダリスト。

コーチは指導の時、何かとこの選手の動きを例にして指導されていました。おそらく、癖のないとても自然な動きでハードリングを考える上で、基礎的な動きをする選手なのだと思います。

この選手をお手本にして欲しい理由はとにかく、動きにクセがなくスプリントの延長線上でハードリングをしている点です。特に、見て欲しいのはリードアームの動きです。最近、リードアームを踏切前に肩より高くあげたり、一度上に上げてから下ろすような動きをしたりする選手が多い気がします。自身の経験から言うと、その動きはしない方がいいです。私も現役時代にやってしまっていましたが、推進力が前方から上方向に逃げがちになるので、できるだけリードアームは変に上に上げずに、スプリント動作の延長線上で、スッと前に出すことです。

動画の6分16秒~6分45秒の所では、それがよくわかります。

インターバルランからハードルに入る時、腕の動きや頭の位置がほとんど変わっていません。無駄がないですね!

ジャスティン・ガトリン

ジャスティン・ガトリン(Justin Gatlin)  主な成績、アテネ五輪100m、1位 ヘルシンキ世界陸上100m、200m、1位 ロンドン五輪100m、3位 モスクワ世界陸上100m、2位
自分は特に、ヘルシンキ世界陸上で100m、200mの2冠が強く印象に残っている。この時、世界で一番速いのはジャスティンガトリンだと感じた。それから、薬物違反のため陸上界から姿を消したが、4年後見事に復活しロンドン五輪で3位になった。

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ハードル 動画

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やっぱ、古川さん速いなぁ。最近、どうしたらいいかわかんない状態だけど何か良いイメージが作れるなぁ。ハードルに対して強気な姿勢が参考になる。

110mh フィニッシュについて

100m、200m、110mh、100mhなどの種目では予選や準決勝で着順の確保が確実と思われた時、フィニッシュまで全力で走らず明らかに力を抜いて走り抜けることがある。一般的には流すっていう動作。最近、このフィニッシュ前での流し動作はやらない方が良いんじゃないかと思っている。その考えを110mhにおけるレース経験をもとに書いてみる。 続きを読む