スキップで走りがよくなる！？為末大が教える走りの極意を読んで。 そういえばツイートでも説明があったなと思ってまとめた
おはようございます。今日は【走りの神髄】について
— 為末 大 (@daijapan) 2013, 12月 27
昨日はリレーキャンプを土江寛裕さんが行ってそれのサポートに行ってきた。土江さんの講義も指導もそんなに見た事はなかったのだけれど、一日見させてもらってやっぱり重要なのはそこなんだなというのを再確認した。
— 為末 大 (@daijapan) 2013, 12月 27
僕たちが子供の頃は、地面をしっかり蹴るとか足を高くあげる腰を高く保つというのが基本だったけれど、今は自体重で足をつぶす、足は自然に上がる程度、腰は高く保たない、と言われるようになっている。一番大きな転換期は91年の世界陸上あたりだったか。
— 為末 大 (@daijapan) 2013, 12月 27
膝関節伸展、足首関節伸展がカールルイスは地面に接地している最中ほとんどなかった。つまり足が地面についている間中、足首と膝は固定されているように見えている。一言で言えば、カールルイスの脚は地面を蹴っていなくて、体重を支えているだけだった。
— 為末 大 (@daijapan) 2013, 12月 27
熟練者の走りはイメージで言えば、上半身が重り、腰から下は空気がパンパンに入ったバランスボール。上半身で思いっきりつぶせばそれが跳ね返ってくる。その方向を上ではなく前方に切り替え、どんどんドリブルをするように走っていく。重さに抵抗する脚、押しつぶそうとする上半身。
— 為末 大 (@daijapan) 2013, 12月 27
人間の脚は二本あるから、片方を押している間片方は前に出して次の着地の準備をしないといけない。うまくなっていくと、反対の脚も使って地面に力を加えられるようになる。上半身、骨盤辺り、脚と意識がわかれていって全部が別々に動く。
— 為末 大 (@daijapan) 2013, 12月 27
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【終わり】その動きを引き出す為のドリルを幾つも行い、離れて見ているとみるみる動きがよくなっていった。特に骨盤周辺の感覚はほとんどの人には動かし方すらわからない。それを丁寧に伝えては動かしてというのを繰り返していて、これが来年から桐生選手に伝わるのかと思うと今からわくわくする。
— 為末 大 (@daijapan) 2013, 12月
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今でこそ、このことは当たり前というか意識すべきことだと理解している。この走りの感覚を強く実感出来たのは大学4年生くらいだった。わかっていても実際に動きの中で体現するには時間がかかる。 この、足関節と膝関節を固めた状態を作る事が出来るようになると、臀部（お尻）の筋がいかに大切かということに気づく。 足関節と膝関節を固めて接地するには、走りの中で接地を急がず待つということが大切だと自分は考えている。ストライドを伸ばそうと膝下を前方に振り出す様な動きをすると、この動きとは違う動きになるからやらない方が良いと思う。 速く走るためには、走りの精度というか効率的な動きを追求することが大切だと思う。しかし、最近はそれよりもフィジカルの強さを向上させる方が重要だと感じている。簡単に言えば、飯を食いまくって、ウエイトを行って身体を大きくすること。海外選手と比べて、日本人選手はフィジカルで圧倒的に負けている。陸上競技の様な単純で、フィジカル勝負のスポーツで勝つには筋量を増やすこと以外にはないと思う。
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