スポーツの競技能力向上のために必要なこと

陸上競技に限らず、スポーツの競技能力向上に必要な要素を大きく三つあげる。
結構、当たり前のことだが、思った以上にそのことに気がつけていないと思うので、書いておく。

競技能力を向上させるための3要素は
⓵それぞれの競技の練習。
⓶身体を鍛えるトレーニング。(ウエイトトレーニング、バランス、使いたい部位を使うことができる補強運動など)
⓷正しい食事。栄養補給。

この3要素をおさえることができないと、練習やトレーニングの成果は効果的にあらわれない。

この3つの鎖が相互につなぎ合わさると競技能力は高まる。

今、思うと特に高校生までは、陸上競技の練習(走りの練習、ハードル練習など)は一生懸命やっていたが、ウエイトトレーニングによる絶対筋力の向上や使いたい部位が使えるようになるための補強運動、身体を大きくするため、回復させるための栄養摂取については何も考えていなかった。そして、それについて何の知識もなかった。

もし、高校生の時に身体づくりの重要性に気づき、ウエイトトレーニングや補強運動を丁寧にやり、タンパク質など身体づくりに必要な栄養素を正しく摂取していればもっと強いからだを手に入れ、競技能力は高まっていたと思う。

特に、陸上競技はサッカーや野球などの球技系と比べて、勝ち負けに戦術や技術などの要素が入り込む隙間がない。競技の中で競っている部分の要素のほとんどが筋力などのエネルギー要素だ。だから、いかにフィジカルを鍛えるかそこに労力を割かなければ強くはならない。逆をいえば、そこに注力していれば強くなれる。

強くなるためには、なにが必要か冷静に見極めながらトレーニングに励んでいってほしい。

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この記事を書いた人

名前:深川 貴司/ふかがわ たかし
年齢:35歳
専門:110mh
ベスト記録:14.06
出身大学:順天堂大学
経歴:都立学校教員(6年)、現在はプログラマー(web系)へ転職💻
福岡在住

主な成績:全国高校総体(インターハイ)3位。関東インカレ3位。全日本インカレ6位。日本選手権出場。

コメント

コメント一覧 (2件)

  • 今年の夏は暑いですね。熊谷で気温が41度でました。熱中症のニュースも多かったです。アスリートは睡眠や休息も大事にしているって聞いたことがあります。怪我のことを考慮してかもしれませんが。。生徒の体調が悪いときは早めの対応、厳しい部活動でも生徒が体調の変化を訴えやすい環境をつくっていってほしいです。

    • コメントありがとうございます。
      本当に、年、年気温が高くなり、命の危険もありますよね。まだまだ、子供の体力を考えない指導者、その危険性を意識しきれていない指導者もいますよね。
      そうならないように、注意していきます。

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