福岡に戻っている間に高校生に陸上競技を指導しました。

1週間ほど、福岡に戻っていた。
自分は今、めちゃくちゃ悩んでいるので何かアクションを起こさなければいけないと考え、福岡市西区にある某高校へ短距離の指導をさせてもらいに行きました。

指導の中で、何をやっているか聞いているうちにうーんとなった。うーんとなるのは、自身の考えと一致しない練習内容が多かったからだ。練習内容に正解はない。だが、今日はおれのやり方を伝えてみようと思い、一生懸命に伝えた。

先ず、悪い意味でメニューが専門的すぎることが気になった。自分は、小難しいドリルが好きじゃない。やればマイナスではないけれど、それほどプラスだとも思わない。そして、それを行うに適した環境でなければやってもあまり効果がない。難しい、ミニハードル走やドリルをやるならそれを正しく教えられる指導者がいること、または運動者がそれを正しく理解し、考えて取り組めているかどうかだと思う。

なので、それはほどほどにさせてタイヤ引きを行うことにした。その時、学校にタイヤ引き用がなかったのでその場でみんなで作りました。
おれは、これが一番効果的だと思うと力説。タイヤはとにかく軽いのでいい。むしろ思いのはよくない。軽いタイヤを50mほどの距離で全力疾走。メインでやるなら10本くらい休憩しながらやると良いと思う。あとは、一本一本力を発揮できるようにその都度、声掛けをして応援してあげることが大切だと伝えた。

そのあとは、120m走を一本全力で。聞くと、あまりスプリント練習、いわゆる走り込みをやっていないらしい。やっても300m走。ノーノーノー。それはいかん。スプリントを鍛えるなら、練習で100mや120m走を走らなければ磨かれない。短い距離の全力は一番しんどいがそれをやれなければ最高速度の向上は見込めないことを伝えた。

あとは、身体づくりの重要性を伝えた。これからは、身体を強くするトレーニングを重要視せよと。天才じゃないなら、ウエイトトレーニングは必須だ。

すごく素直で、気が利いて、やる気があって素晴らしい学生たちだった。正しい練習方法とモチベーション高い練習の継続と、自分たちの可能性を信じる力が身につけば強豪校にだって負けないと思った。

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この記事を書いた人

名前:深川 貴司/ふかがわ たかし
年齢:35歳
専門:110mh
ベスト記録:14.06
出身大学:順天堂大学
経歴:都立学校教員(6年)、現在はプログラマー(web系)へ転職💻
福岡在住

主な成績:全国高校総体(インターハイ)3位。関東インカレ3位。全日本インカレ6位。日本選手権出場。

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