追う練習と追われる練習

これはなかなかいい練習になるかもと思ったメニューがある。今更といえば今更だが、一応書いておく。

例えば120mを2人で走る時、スタートのタイミングを微妙にズラして走る。先にスタートする走者は、追われる(逃げる)練習で、遅れてスタートする練習は追う練習だ。

短距離走の場合、隣で走る走者にペースを乱されて動きが固くなったり、気持ちが前のめりになりすぎて足が流れたりと動きを崩すことがよくある。そういう追われる、追う場面を作って走ることで免疫というか、気持ちの心構えくらいは出来るのではないかと考えた。また、そういう時にも自分の走りのリズムを維持する練習にはなるかもしれない。

また、走るパートナーの走力に差があっても追う側は十分に出しきれることが出来るので良い練習になる。もちろん、追われる側も逃げることに必死なので全力が出せる。

力に差がある時、同時にスタートすると一瞬で離され心が折れるのでこういう風に走るのは良い手段だと思う。

追う練習と追われる練習」への23件のフィードバック

  1. 初めまして。
    現在高校の教師をやっている者です。
    現在は社会人チームで110mHを続けております。
    練習時間は少ないですが、学生たちの良きライバルであり続け、努力している姿を見せ続ける為にも、(もちろん自分の夢の為も)まだまだ成長していきたいと考えております!

    私自身も色々と調べて、試行錯誤をしていますが、ここ数年記録が低迷したままです。自分で動画を解析したり、していますが、どうにも記録の向上につながりません。
    図々しいとは存じますが、動画を載せさせていただきました。
    9レーンが私です。
    ベストは15″22です。
    私の頭だけでは向上が望めそうにありません。アドバイスをいただけたら幸いです。

    http://youtu.be/HBkEc9zXuLI

    http://youtu.be/HBkEc9zXuLI

    • はじめまして。コメントありがとうございます。
      返信が遅れて申し訳ありません。
      正直、今の段階であれば動きや技術を改善することよりも体力を向上させることの方が大事だと考えます。
      体型を変え、筋力を上げ、走力を向上させることです。今の、体力水準だと動きを変えても大して速くはならないと考えます。
      インターバルランがもっと走れなければタイムは出ません。逆に、そこが改善されるだけで直ぐにタイムが上がるはずです。
      走力が上がれば、インターバルランで走れるようになり踏み切りも強くなり動きは相乗効果でよくなります。
      身体のスペックを上げるための取り組みはどのようなことをやっていますでしょうか?

      • ウエイトは週2回行っています。
        夏の間は出力を高めるために、最大筋力を高めるようなメニューでした。
        クリーンはMAX90kg。クォータースクワットは165kg、ベンチは70kgです。他にも肩甲骨付近を鍛えるためにラットプルなどを行ってます。
        走る練習は、生徒の練習を見た後、テンポ走や加速走、坂ダッシュ、タイヤ引きなどを短時間でやります。
        休日は競技場で練習します。
        ただ、ハードルを跳ぶ機会は大会前くらいのものです(^_^;)

        • 返事が遅れてすみません。
          ウエイトは週二回ですが十分に強いと思います。
          あとは、走りにつなげること走りのかなでそれを発揮することですね。さらにそれを110mhのインターバルランにつなげることですね。
          やっぱり発揮する練習は大切だと思います。バウンディングやハードルジャンプです。
          あと、最近スプリントとハードル間の走りは少し違うとも思います。
          何度も質問ですみません。100mはどれくらいで走りますか?

          • 丁寧にありがとうございます。
            確かに筋力をうまく発揮できないもどかしさは常にありますね、、、
            もっとプライオメトリックを取り入れたほうが良いという考えに今ハッとさせられました!
            100はずいぶん前の記録ですが、11″4です。
            高校時代11″8で110mhを15″2で走ってましたが、走力が上がった今もなぜかインターバルランニングが速くなりません。ここが一番の悩みです、、、
            お忙しいところなんどもすいません。

          • 足を速くするということは、間違いなく必要なことですが、プラスでハードル間で速く走れるということも必要になってきます。
            ハードル間で力を発揮することの一つに習慣的にダッシュができるということもあると思っています。徐々にスピードを上げるのではなくバッと瞬間的にダッシュ出来る力です。
            そのためには、30m走やタイヤ引きで一気にスピードを上げる練習が必要かと考えます。
            私も、最近ハードル間でスピードを上げられず苦しんでいます。
            最近は、100mハードルを結構やっています。ハードリングよりもインターバルラン重視の練習です。

          • 遅くなりました。
            やはりハードル間の走りとスプリントは若干違いますよね、、、

            また、私は1台目まででなんとかスピードをあげようとかなり力んでしまいます。
            どのようなイメージで加速されていますか!?

          • 大変、遅れてすみません。
            1台目までの加速で大事にいていることは、意識して足を速く回したり、意識して地面を押したりしないことだと考えています。
            出来るだけ、足を地面に置くだけで地面に倒れて行くのを拾っていくイメージで走っています。
            色々考えて、地面を押した時もありましたがそれをやると地面に力を与えるタイミングがずれて全然進ませんでした。
            特にスタートは何かをやると逆効果になることが多い気がします。スタートの姿勢で地面に倒れそうなくらい体重を地面にかけてパッと手を離し、そのまま倒れていく身体を足で拾っていくイメージはどうでしょうか?

          • なるほど!
            変に欲張ると逆にぎこちない動きになるんですね。

            今100mのスタートと110mhのスタートのイメージがかけ離れすぎて、得意のスタートがハードルに生かせません、、、

            8歩で体を起こしてある程度の速度を確保しようと思うと、地面を後ろにかくような動作になってしまい、かなり蹴り上げて流れます、、、

            1台目までにある程度の速度を確保するのは15秒前半位の選手には必須と勝手に解釈してるのですが、認識がおかしいでしょうか!?体を起こしてもスムーズに加速できるイメージが難しくて、、、本当になんどもすいません。

          • 返事が遅れて申し訳ありません。
            そうです。スタートは、意識して動かしたり力を入れるとマイナスだと実感しています。
            本当は、それほどハードル走とスプリント時のスタート感覚は変えないほうがよいはずです。
            私も、良い時のスタートはスプリントの時と変わりません。
            やはり攻めないと勝てないので、全力で行きます。一台目は勢いで越えています。
            難しいですが、それほど身体を起こそうと意識する必要はないかもしれません。実際に動きを見ていないのでわかりませんが。
            ハードルが目線に入れば自然と起きる気がします。
            あまりこうしようと深く考えずに思い切り全力で突っ込んでみてください。攻めることと失敗は表裏一体だと思います。

  2. 初めましてこんにちは!!
    今大学で110mHをしているものです。
    110mHの技術面のことでアドバイスいただければ幸いです。
    中学からの癖なのですが抜き足のタイミングが早くなってしまうのです。
    抜き足がハードルの上を通過するときにはもう抱え込んだような状態になってしまい、リードと抜きのタイミングが合ってないような感じになってしまいます。
    抜き足のタメを意識して改善に取り組んではいるのですが上手くいきません。

    何か良い改善方法はないでしょうか?
    アドバイスよろしくお願いします。

    • はじめまして。コメントありがとうございます。
      返信が遅れて大変申し訳ありません。
      抜き足が直ぐに身体についてきてしまうことはよくありますね。自分もハードリングは下手な方なのでなります。
      一つは、踏み切りが上に浮いてしまっていることだと思います。上に踏み切ってしまうと、股関節が大きく前後に開かないのでタイミングがあいません。
      なので出来るだけ、遠くから前に踏み切ることです。
      もう一つは、踏み切りが弱いことです。弱いというより最後まで臀部の筋肉を使って地面を蹴りきれていないことです。
      イメージですが、低いハードルで踏み切り練習の時に、踏み切った足を出来るだけ地面から離さない様にタメてみてください。抜き足のタイミングを掴むことは出来ると思います。
      また、踏み切りの瞬間のイメージをパンっというよりもパーーンみたいに少しスローのイメージを持って踏み切るのも手だと思います。しっくりこなければやめてください。
      ハードルが上手い人達には、必ずスローに動いているように見えるポイントがあります。どこかに一つスローに動かすイメージは大切だと思います。
      私は、割とリードアームをゆっくり時間をかけて前方に大きくだすことでタメを作っています。
      どうでしょうか?

      • コメント返信ありがとうございました。
        少しタメのイメージが見えたように思います。
        一瞬スローになってまた素早く動き出す感じ、大切ですよね。
        これからいろいろ試していこうと思います。
        ありがとうございました。

        • 自分も今日、ハードル練習をしましたがやっぱり難しいですね。ハードルって。試行錯誤です。
          また何かあればよろしくお願いします。

  3. 初めまして。
    今高校2年で主に400mhをやっています。
    こちらで400mhの質問をしてもよろしいですか?

      • ありがとうございます!
        https://youtu.be/0FWU0I8tw1s
        ↑動画貼りました!4レーンです。8台目のところで転んでしまってます…
        インターバルの走りが、友人には無理をしている?ように見えると言われます。
        またハードリングも抜き足の動きが硬いようにも自分で見えます。
        他にも何かアドバイスがあればよろしくお願いします。
        400は53.35です。

        • 動画、見ました。インターバルの走りはまずまずだと思います。何と言っても400mhは低いので走力がとても大事な競技ですので先ずは走力の向上ですね。
          インターバルの走りは走力が上がれば自然と楽に走れます。
          ハードリングは全体的にもっと適当感があった方がよいです。走りの延長線で勢いに身を任せてポーンと前方に跳びます。ハードリングをやろうとし過ぎて動きがハードルの上で止まっています。110mhの様に、しっかり構えて踏み切ろうとせずひょいって感じのイメージが大切だと思います。
          ハードリングについてですが、自身の上体が後方に残ったままです。イメージでは上半身から越えていくことが大切です。どうしても足でハードルを越えようとする意識は分かりますが、そうなると腰が抜け後方に身体が残ってしまいます。イメージでは肩からとか、腕からとか、上半身から越えていくイメージを持ってみてください。あと、踏み切りもよわいのでバウンディングや五段跳びを行うのも良いと思います。
          今は、まだ抜き足の硬さなどは気にすることはないと思います。それほどかたくもないです。
          群馬ですか?

          • アドバイスありがとうございますm(__)m
            確かにハードルを跳ぶ時に身構えていました。まずは走力をもっとあげて、スムーズに400mhを走れるようにします!また、5段跳びなど全然やってこなかったので、今後積極的に取り組んでいきます。
            埼玉です!杉町選手がいるからですか?

          • ハードル走は走りの延長線上にあることを忘れずにです。
            あとイメージを持つことです。為末さんのハードリングを何度も見てください。
            埼玉なんですか!埼玉のどの辺りですか?

    • 東部ですか!もし機会があれば練習を見ることも可能なのでその時はまたコメントしてください。

      • 本当ですか!?身近に専門的な指導者の方がいないので助かります。競技場等で練習する予定が入ったらコメントさせていただきます。

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