陸上競技(走り、ハードル走)の力の入れ方について ハードル抜き足編

ハードルを始めたばかりの中学生からよく聞く言葉、「抜き足を速く持って来る様に意識しました」 これは、ほぼ間違った力の入れ方をしている典型的なパターンの一つだと考えています。ハードルを始めた頃の私も、抜き足を速く持って来ることを意識した時期がありました。これは誰もが一度は通る道かもしれません。トップ選手の動きを見ると抜き足は非常に速くキレがあります。それを真似しようと意識して速く持って来ようとしますが、トップ選手は抜き足を速く持って来るために、空中で力を入れてはいないはずです。 空中で抜き足に力を入れても速くなることはなくむしろ、変な力みを生み着地時にタイミングがズレてしまい、腰の入っていない着地になると思います。

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これまでの経験と指導で学んだこと。 踏み切った後、抜き足は地面に着くまでほったらかしにしておく。大切なことは、踏み切る時にリード足と抜き足を大きく開く(股を大きく開く)ことです。タメを作るとも表現します。足をグーッと大きく開き、余計な力を入れなければリード足が地面に着くと同時に抜き足はビュンと返って来ます。ゴムを大きく引っ張ると素早く返って来るのと同じイメージです。 イメージ写真 写真は踏み切った後ですが、股が大きく開けている事が素早い抜き足の返りに重要なことだと思います。           そのために必要なことは、力強く伸びのある踏み切りをすること。大きくダイナミックに踏み切ること。上方向でなく前方に思い切って突っ込むこと。そして、空中では大きなタメを作ることと、リラックスです。私は、空中でタメを作るために腕を出来るだけ前方に出すことと、リード足が降りて来るのを待つイメージを持って取り組んでいます。 ハードリングは踏み切りの瞬間の修正でしか改善に繋がることはないと思います。空中で何をしようとおそらく効果はないはず。全ては踏み切りの瞬間です。なので、空中で抜き足に力を入れることや、リード足を振りおろすこと等は意味がない力の入れになります。為末さんのTwitterから cialis on prescription https://twitter.com/#!/daijapan/status/181749271043911681 力を入れるポイントを間違ってしまうと大きくマイナスになります。そのポイントを知るには、経験かアドバイスをもらうことです。抜き足のリラックスや空中でのタメに関しては大学の時に後輩から教えてもらいました。速い人は、どこに力を入れてどこを抜いているのか、ということを考えながら研究することが大切なことだと思います。力の入れ方について、意見アドバイス等あればコメントをよろしくお願いします。

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この記事を書いた人

名前:深川 貴司/ふかがわ たかし
年齢:35歳
専門:110mh
ベスト記録:14.06
出身大学:順天堂大学
経歴:都立学校教員(6年)、現在はプログラマー(web系)へ転職💻
福岡在住

主な成績:全国高校総体(インターハイ)3位。関東インカレ3位。全日本インカレ6位。日本選手権出場。

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