足が速くなる練習方法として、今現在、こういうことが大切であるという考えがまとまった。
と言っても、私自身の経験だけでなく、最近の研究に基づいた根拠話も含めてそう思った。
今、もし指導者になるなら抑えておくべき
ポイントその1は、回転数を意識した走りのフォームを追及するだ。
ストライドは、身長と筋力に左右されるものだと言われている。もし、フォームを意識的に改造するならばストライドではなく、回転数が今より上がるフォームを意識した方が正解だ。
高まった筋力は、ストライドを広げるために使うのではなく、ストライドを縮めずに回転数を上げるために使う。
イメージとしては、ストライドは結果的に広くなるだけで、意識して広げるものではない。伸び伸びとグイーン、グイーンと走っているならば回転数を意識した走りに切り替えるべきだと思う。理想のフォームは人それぞれだが、回転数が上がらないようなフォームはおそらく間違いだろうというのが、今の答えらしい。(あくまでもらしい・・)
ポイント2は筋力は高める取り組みが必要(筋力トレーニング、適切な栄養摂取)
怪我をしないこと、回転数を上げること、ある程度地面に力を加えるためには筋力の強化が必要だ。(このあたりの、根拠話はあまりなくで・・・)
ポイント3は、神経系の改善につながるトレーニングを行う必要があること
いくら筋力を高めても、瞬間的に大きな力を発揮できなければ走りという速く、一瞬の力発揮の連続動作に生きてこない。神経系の改善とは、一瞬で大きな力を発揮できるように改善することだ。例えのトレーニングとして、メディシンボールの直上投げ(一瞬で行う)、バウンディング、ハードルジャンプなど。
コメント
コメント一覧 (3件)
高校2年生の男子です。短距離でハードルをやってます。普段の練習で、アップして本練の走るメニューがあって、そのあとバウンディングや縄跳びがあるというのが練習の流れなのですが、それが終わった後ダウン前に補強として筋トレをします。その筋トレのおすすめのメニューを教えてください。
はじめまして、コメントありがとうございます。
返事が遅れて申し訳ありません。
筋トレですが、例えばメディシンボールの直上上げを全力で10回行うはどうでしょうか?
言わゆるバリスティックトレーニングというやつです。筋量を増やすためのトレーングではないですが、神経系の改善につながり、瞬発的な筋発揮につながります。
どれだけのトレーニング環境が整っているのかわからないところですが、デッドリフトを行えるならばやってみてもいいかもしれません。
ですが、ウエイトトレーニングは指導できる指導者がいない環境だと腰や膝を痛めてしまいがちなので、難しいと思えば、辞めたほうがよいです。
日常のトレーニングでも、走るトレーニングでも筋力は高まると言われいます。
ですが、そのためには栄養の補給がとても大切です。先ずは、たんぱく質の摂取量からの改善だけでも筋力の向上につながると思います。
返答ありがとうございます。
大変丁寧に説明ありがとうございます。今後の練習の参考になりました。
高体連・インターハイが中止になり、モチベーションがかなり下がっていますが、頑張っていきたいと思います。
また質問していきたいと思うので、その時はよろしくお願いします