短距離選手が長距離走を行うことはあまり意味がない

結論から言うと、長距離選手以外が長い距離を走る練習はあまり意味がないと考えている。
これまで競技をやってきて、そう考えている。
ここで、意味がないと言っているのは一度に30分も走るような長距離走練習を週に3回とか4回やる必要がないという意味だ。
短距離選手でも、ある程度の高い有酸素能力は必要だ。なぜなら、心肺機能が弱いと短い距離のダッシュ練習を何本もこなすことができないからだ。だから、ある程度の有酸素運動はやったほうがいい。

自身は、一回の長距離走は10分程度で十分だと思う。それを週に2回もやれば十分だ。あとは、短距離走の練習をやる。
長距離走が速いことと短距離走が速いことは全く別ではないが、それほど関係がない。ただ、中学生のような専門性が低い段階だと短距離が速い人は長距離も速かったりする。長距離走は短距離選手にとってそれほど必要ないと言っているが、中学生まではしっかりやっておいて損はない。なぜなら、一般的に呼吸循環器系が著しく発達するのがだいたい中学生くらいの年齢だからだ。

結局どっちやねんっていう話しになるが、長い距離は長い距離を走るためのトレーニングで短い距離のダッシュは短い距離のダッシュ力を鍛える練習だということを分けて考えておく必要があるということだ。

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この記事を書いた人

名前:深川 貴司/ふかがわ たかし
年齢:35歳
専門:110mh
ベスト記録:14.06
出身大学:順天堂大学
経歴:都立学校教員(6年)、現在はプログラマー(web系)へ転職💻
福岡在住

主な成績:全国高校総体(インターハイ)3位。関東インカレ3位。全日本インカレ6位。日本選手権出場。

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