2019.2.17トレーニング

今日は、120m×5。レスト10分。8割程度で走り切る。
今日の走りも、できる限り上げた足は真下に降ろし、地面に力を与えるような動きは一切行わないことを意識した。
最近思うのだが、30手前になると練習の前の日の過ごし方がかなり重要になる。前の日は、しっかりとバランスのとれた食事をとり、睡眠をとりという風にコンディションを作っていかないと身体が重いし、調子が上がらない感じがする。

あと、ウォームアップはやっぱりある程度ゼェハァ、ゼェハァするくらいの運動量を確保する方がいいと今更ながら思う。
じゃぁ、それを何で作り出すかが少し悩ましい。
なぜなら、ウォームアップが一番しんどいからだ。息が上がる程度まで負荷をかけるには時間もかかるし、精神的にもきつい。
と言ってもそういうものがウォームアップなのだろうが。

走りの中の力感

走りの中で感じる地面に接地の際の力感。これについて、J-Shiraさんの勉強会で学んだことと、自身の経験から書いてみることにする。

結論から言うと、走っている際の力感なんてものは勘違いで気にしなくていいはずだと思う。
残念ながら、断定はできない。だが、勉強したこととそれをもとに走ってみた経験からそう思う。

先ず、我々が走っている際の接地時に地面に力を与えている時間はおおよそ0.07秒くらいらしい。また、我々の足の筋は地面に着くほんの少し前から接地に向けて筋力発揮を始めているらしい。この2点のことを踏まえて先ず、0.07秒しか地面に力を与えていないわずかな時間を人間の意識レベルでどうにかしようとはできない。もう一つは、着いたと思って力発揮をしているときには既に、地面に力を与える局面は終わっていて意識して地面を押してもほとんど力のロスで意味がないと考えられる。
だから、意識して力感を感じるような地面への接地はたぶん、それがプラスには影響していなくて、むしろ力のロスを生み出しまた、足が無駄に後方に流れるなどのマイナスの動きを助長することになると考えられる。

自身の体験として、ここ最近の練習では片手にストップウォッチを持って走り、20mくらいまでの特に走りの中で力感を意識しやすい局面のタイムを何本も計測している。
力感を感じるパターンと、ほとんど地面を押さずに直ぐに地面から離し力感なくサーっと走った場合のタイムを比べても全くといっていいほど変わらない。変わらないなら、力感なく力を温存できる走りの方がいい。最初はそんなはずはないはずだと思うが何度も何度も同じようにウォッチを押すと確信に変わっていくと思う。力感っていらないんじゃないかと。

と言っても、まだまだ繰り返してみないとわからない。ぜひ、特に短い距離でウォッチを持って走り試してみてほしい。

2019.2.2.sat トレーニング内容

やや、左のハムが痛いが今日もトレーニングを行うことができた。今日の内容は、25mの坂ダッシュ10×3。
25mの坂ダッシュ、初めてやったがなかなか奥深いトレーニングだと思った。ねらいとしては、0から素早くスピードを立ち上げる、神経系の適応を促すためのものだろう。
短距離走において、25mは重要な局面だと思う。そこを、ピックアップして走るはなかなかやらない。

この練習をやっていて、タイムを計りながら走ることの重要性を感じた。よくも、悪くもスタート局面は動きや力感を意識しやすい。
例えば、もっと力強く地面を押して走ってみようとか、もっと力感なくさらっと走ってみようとか、回転数を意識して走ろうとかが、意識しやすい。
その、一本一本でタイムを計ると、あれっ、力感なくさらりと走った時も、力強く走った時もタイムがほとんど変わらないことに、気がついた。
なら、力感なく省エネの走りでいこうと思う。

数字は嘘をつかないと言うが、自身の感覚よりもより強い自信や確信につながる。そして、30本など本数が、多い時でもその一本を適当にやらなくなる。
また、1人練習でも手にウォッチを持てば意識は上がる気がする。
今更、こんなことに気がついた。