日産スタジアムに、世界リレーを観に行ったお話し。

大学の後輩と久しぶりに、陸上の国際大会を観に行った。最後に観た国際大会は、2007年の大阪世界陸上。
タイソンゲイが活躍していた大会だった。
日産スタジアムに着いて、競技場に入ると正直、客席はガラガラだった。はぁ、リレーだけど一応、世界大会なのにこんなもんかぁと、改めて陸上競技のマイナー性を痛感した。

着いてすぐ、ハードル走のリレーが始まった。日本人の金井くん、高山くんの足を見て、やっぱりいい脚してるなぁと感心していたら海外選手の脚の太さと大きさ、何より身体の大きさに驚いた。とにかく、男も女もでかかった。ケツと肩回りが半端なくでかかった。どうやったらこんな身体に仕上げられるのか不思議で仕方がなかった。

陸上競技は、やっぱり身体のデカさがものを言う競技だと思う。まぁ、ほとんどの競技で身体の大きさが有利に働くのは間違いないが、陸上競技は絶対にそうだと思う。
顔は小さく、手と足は半端なく長かった。知ってたはずだけど、久しぶりに見たらこんなにもでかいのかと思った。
身体がでかくてもそれほど速くない人はいても、身体が細くて速い人はあの大会には一人もいなかった。
飯を食って、身体を鍛えて走る。これが最強のランナーを生む。

くやしい気持ちありますか?

という、また今までにない切り口のタイトルにしてみた。(〃▽〃)

最近考えるのだが、人はこれでいいと思うことはなく、死ぬまで理想の自分を追い求めて生き続けるのだと思う。だから、生きている時間の大部分は苦しいし、不満だ。
人は、より高い次元の自己実現を追い求め、そこに向かって努力し続けなければ幸せにはなれない気がしている。そして、一つ上の自己実現を叶えたならば、これでいいとは思わず、次のさらに高い自己実現を目指そうとする。
人間ってなんでそうなんだろうって思うが、このめんどうくさい性質があるからこそ、人類は発展し続けてきたのだろうと考えたりする。

で、その自己実現に向かうエネルギーってなんだったっけと自身を振り返ると、それは清々しい綺麗なものではなく、やっぱり悔しいという怒りや、嫉妬心のような感情だったと思う。
あぁ疲れたとか、もう休みたいとか、辞めたいとか思うときにあと一本、30分、1時間だけ頑張ろうと思い、頑張れるエネルギーはそういうものだったと思う。

110mhの練習方法について考える

110mhを速く走れる要素として、3つあげてみる。
1つは、高身長であること。(185以上)
2つめは、走力が高いこと。
3つめは、爆発的な筋力発揮に長けていること。
この3つの要素が整っていれば、先ず遅いことはないと思う。
1つめの身長に関しては、努力で変えることができないので、2つめ、3つめの力をどれだけ伸ばすかが、鍵になる。
ここで、言いたいこととして身長が低い人は、高い人よりも走力を磨き、爆発的な筋力発揮(踏切の威力)を高めなければ、勝つことはできないことを理解しておかなければならない。
低身長(180以下)でも、速い人は間違いなくこの2つの要素が人よりも優れている。

ハードリングと一言で言っても、踏切、空中、腕の出し方、ディップの深さ、着地の意識など深く知れば簡単には説明できない。ただ、いわゆるハードリングというのは、それ自体が単体で存在している技能ではなく、高い走力と爆発的な筋力発揮(踏切の威力)などが、相まって動きの中に現れるものだということを知っておかなければならない。
だから、ハードリングの技能を高めるためには、ハードルドリルの出来、不出来に着目するのではなく、走力の向上、爆発的な筋力発揮の向上、そのための、筋力の向上、爆発的な筋力発揮能力の向上を促すためのバリスティックトレーニング(バウンディング、立ち五段跳、メディシンボール投、スナッチ、クリーンなど)という風に、体力面の総合的な向上に着目する必要があると考えている。

ここで、言いたいことは今の段階でハイハードルを感覚的に余裕をもって越えられない、ハードル間を三歩で走ることが難しい場合は、単にハードルの技術不足ではなく、走力、爆発的な筋力発揮の要素がそれに対応できるところまで高まっていないこと、つまり、筋力などの体力面がそれに追いついていないことを自覚しなければならない。だから、この段階で行う練習としては、先ず総合的な体力面の向上を行いつつ、ハードルの練習を行う。
ハイハードルの高さに対応できない場合として、単純に慣れていないことも考えられる。その場合は、5歩走などで、跳び慣れることが必要だ。三歩では、先ずはジュニアハードルの高さで、練習してよいと思う。ハードル間も自身の足、1足か2足縮めてよいと考える。
当然、ハイハードルで正規の幅で練習できるならそれに越したことはない。だが、体力面でそれに追いついてない段階ならば、ハードル練では高さや間隔を狭めながら、ハードル走の三歩の疾走感覚を高めることにポイントを置いてよいと思う。体力面でそれに、追いついてない段階で、ハードル練を行うと、越えられない、三歩で行けないネガティブな印象しか残らず面白くないし、練習が億劫になる。ハードル練ではできる高さと、インターバルで三歩の疾走感覚を高める。それ以外の練習で走力と爆発的な筋力発揮を高め、正規の高さ、インターバルに対応できるようになる道のりがよいと思う。

と言っても、人それぞれ伸び方には違いがあるので、一概には言えない。はじめからハイハードルをたくさん跳んで速くなるパターンもあるだろうし、ハイハードル特有の高さに慣れるにはとにかく初期の段階でたくさん跳んでみる必要もあるだろうと思う。
では、提案として練習の前半は正規の高さで練習し、練習の後半は、高さをジュニアなど一つ二つ下げて疾走感を重視するというやり方もある。高校時代の自分もそうやっていた。
自分に合ったやり方を感覚的に掴み、練習することが大切であることは間違いない。ようは、速くなればそれでいいのだから。