1月19日(土)、26日(土)練習メニュー

19日、120m×10本(14秒目安)(REST10分)。鍛錬者なら13秒00くらいだと思われる。
26日、150m×8本(19秒くらいかな?)(REST10分)。鍛錬者はたぶん、17切くらいだと思う。

J-Shiraさんのセミナーというか、勉強会に行って学んだことの一つとして、走っているときの動きは意識して何かをすることはできないし、やらない方がいいということだった。例えば、接地時間をもっと短くしろと言われたとしても、接地して地面に力を与えている時間は0.07秒ほどしかないらしく、このような時間の中では意識レベルでどうにかしようというのは無理だろうという話しだ。
基本的には、走っているときは何もしないし、何も考えてはいけない。特に、何もしないということが大切だと自分は考えた。

接地時間を短く、瞬間的に大きな力を発揮したければ走る前の段階でデッドリフトやスクワットで最大筋力を上げ、さらにバリスティックトレーニングで瞬間的に大きな力を出す運動、それに切り替えし動作を入れたプライオメトリックトレーニングで神経系の適応を促す。
※バリスティックトレーニング・・メディシンボール投やハイクリーン、スナッチなど
※プライオメトリックトレーニング・・ハードルジャンプなど
このようなことの積み重ねの結果、走りが変わっていくのであって、あえて走りの中で意識して何かを変えることはできないし、やらないこと、やったら足や腕が無駄に動いてしまう。
そういうことらしい。だから、走っているときはできる限り何も考えず、何もしないこと。それを心に留めて走っていこう。

陸上競技 練習メニューの作り方

30近くまで陸上競技を続けると、当然練習内容はそぎ落とされシンプルになっていく。
シンプルになり、今日は何をするのかがはっきりとわかりやすい練習メニューになっていく。
例えば、先週の土曜日に行ったのは200m×7。一本のタイムは26秒5。レストは7分。
今日のメインはこれ。これを頑張るだけという感じだ。だから、ウォームアップもそれに向けて身体を温めて動きを整えるだけだ。
メインが終わればそれ以外は何もしない。
練習時間はすべてで、2時間以内だ。
今は、筋トレをする日は筋トレをするだけ。走る日は走るだけという風にわかりやすくしている。
そうでないと、気持ちも集中力ももたない。
今日は何を頑張るのかそれを、明確にした方が練習の効果が上がるという考えはありだと思う。

中学生、高校生のメニューをのぞくと(競技場で)とにかく内容が豊富だと感じる。
当然、経験がない分、いろいろやらせることはポケットから出せるものを増やすという観点からみて重要なことであるとは思う。
しかし、それらをやろうとすると一番重要な今日のメインが何だったのかよくわからなくなるに加え、集中力も切れてしまう。
結局、動きつくりは所詮ウォームアップで、そこに時間をかけても足は速くはならない。重要な練習にしっかりとスポットを当てて、そこに練習のピークをもってくる工夫が必要だと思う。

また、特に中学生、高校生の段階でそれほど陸上競技が好きな人は少ない。2時間以上、集中して練習なんてほぼしない。
その中で、効果を出そうとするならば、今日は何を頑張るのか、わかりやすく、目立つようにしてそして、だれる前に素早くやってしまうことだと思う。

2019.1.12.Sat トレーニング内容

最近は、前回の記事でも取り上げたJ-Shiraさんに作ってもらっている練習メニューを今回も行った。(作ってもらっているのは友達)

メニューは、200m×7。間のレストは7分。一本のペースは26秒5程度。ちなみに、友達の実力に合わせて作ってもらっている。友達の最近の100mは10秒7~8。(間違っていたら申し訳ない)

なにをしているのかというと、とにかく体内のエネルギーを枯渇させて出し切る練習。そして、間の7分で回復。また、200mで枯渇。7分で回復。200mで枯渇。みたいな感じで短距離的なエネルギーを枯渇させる。枯渇させると、体内でそれを補おうとミトコンドリアとかそういう体内のエネルギー生成の機能が向上するらしい。運動生理学の話に基づいて詳しく説明することができないが、こういうトレーニングが短距離選手には必要みたいだ。

間違っていると、いけないが要はたらたら走るのではなく、1本でエネルギーを枯渇させるくらいの距離とスピードで走り切る内容の走りが大切ということだと思う。