観点を明確にする

学校現場では評価の観点が大切でうんぬん言わるが、陸上競技の練習でも何に自己の動きのポイント(観点)を置くかは大切だと思った。

毎日、陸上競技のことを考え色々な情報が入ってきて試行錯誤していると結局何を大切にし身につけようとしているかわからなくなってしまう。
細部の技術は仕方ないが、絶対にこれだけは外せないという観点を抑えておけば調子を大きく落とすことも減るし、動きの修正も少しは容易になるはずだ。

自分の場合、スプリントに関しては
1 上体が後方に反らず腹筋で抑えられているか(胸を張らない)
2 腕を後方に振れているか

ハードル走に関しては
1 リードアームをゆっくりためながら前方に出せているか
2 インターバルランで状態の反りを抑えられているか
だ。
競技者はもちろんだが、指導者も観点を明確にしてコーチングしてあげることでわけがわからなくなる(迷走する)ことは多少避けられるはずだ。
競技者もこれだけはという事を忘れずにいれば、動きが極端に悪くなっても戻ってくることができ、また日々安定してトレーニングを積むことができるはずだ。