自信とは何かを考える。

自信、自己肯定感。日本の子供は、他の先進国の子供たちと比べて自信のある子が少ないとか言われている。
そそもそ、自信は初めからあるものではなく、獲得していくものだと思う。よく、心理学の本には幼い時の親による無条件の肯定や愛情がそれを育むと書かれている。まず、間違いなくそうであろうと思う。
ただ、とは言っても社会的な自信といいますか、いわゆる成功体験を通じての自信は、自身の努力でしか獲得できないと考えている。

最近、自身は自信を失っている。あんなに、自信があったのにと驚いているというか、こうなるんだなと思っている。
正直、高校、大学と陸上競技を通して一般的に見れば評価できるような成績を残し、表彰もされ自信をもっていた。26歳くらいまで自信をもっていた。
しかし、最近はあまりないし、自信をもてなくなった。おれは、何をしてるんだと思うことも多い。

ダニング=クルーガー効果を自分なりに解釈すると、ようは経験、人生の浅い段階では自信家になりやすい傾向にある。なぜなら、仕事においても経験が浅いゆえに、失敗も少ないし、難しい局面にぶち当たる回数も少ないからだ。仕事もそこそこ続ければ、自分にはできないこと、難しいこと、人のほうが優れていることを目の当たりにする機会は増える。知らないからこそ、自信家になってしまう。
もちろん、努力を続けることで自信を持ち続けることはできる。が、常に大きな目標にチャレンジし続ければそれは容易ではない。
だから、自信は獲得できたり失ったりするものだということを知った。
自信を取り戻す、そのためには努力するしかないのだなと思う。

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