ハードルドリルについて、書いてみようと思ったけれど自分の知識があまりにも少ない。
よろしければ皆さんのハードルドリルへの考え方を教えていただきたいです。
私の体験から、今思うことをまとめる。 続きを読む
ハードルドリルについて、書いてみようと思ったけれど自分の知識があまりにも少ない。
よろしければ皆さんのハードルドリルへの考え方を教えていただきたいです。
私の体験から、今思うことをまとめる。 続きを読む
当時順大は、ハードルブロックに常時コーチがいなかったためその年の最上級生が練習メニューを作ることになっていた。基本的には100%、最上級生の案。その時、私が作った物を紹介。 続きを読む
冬季練習の走り込みをどう行うか。そこに答えはなくて、選手も指導者もそれぞれの考えのもとで行われている。
何が正解が分からない中で、やはりその世界で成功した人の考えを参考にしたり、真似することは成長するための最善の方法だろう。為末さんのブログからその考えを参考に(2010年のもの) 続きを読む
この記事は、本当にハードル競技を始めたばかりで初期中の初期の人に向けてです。
初めてハードルを跳んだ時、人は二つのタイプに分かれます。それは、いきなりそれっぽく跳べる人とそうでない人です。中学生から始めれば、少しずつ余裕を持って練習を積んで行けばいいでしょう。しかし、高校生から始めた人はそんなに時間がありません。なぜなら、ほとんどの人が高校で競技を終えるからです。
高校生からハードルを始める人として考えられるのは、混成競技をする人か400mhを始める人です。その中で、これは時間がかかるなと思われる動きをする人に最も有効な練習はとにかくハードルを跳ぶことです。初期のこの段階でハードルドリルや小賢しい技術を学ぶ必要はありません。とにかく、毎日でも跳んでハードルに慣れるしかないでしょう。為末さんのtwitterから 続きを読む
練習方法の提案。中抜き走です。
高さはジュニアハードル。1、2、6、7、8、9、10台目を設置(3、4、5台目を抜く)。間は1足縮め。
大学生の時に数回程やりましたが正直、目的ははっきりと理解出来ていません。取り入れた時期は練習を積める時期です。シーズン前の3月や、大会と大会の間の強化期間中でした。
私が考えるこの練習の良いところ 続きを読む
大学生の時に行っていたハードル走の練習方法の一つ。10台走です。
高さは女子100mh。ハードル間も女子100mhです。走る距離も100m。つまり、女子100mhですね。
実は、この練習はそんなにしていません。月に1度やったかどうかという程。シーズン前の3月と9月の全日本インカレ前の強化練習中に取り入れていました。
ハードルの技術練習というよりは、ハードルを使った走り込みの様な感じです。走るハードル走のイメージが持て、インターバルの走りの大切さに気づけます。10台跳ぶことで、後半の失速具合も感じることが出来、その対策を練るきっかけにもなります。また、インターバルが狭いので素早い踏み切り、浮かないハードリングについて考えることも出来ました。
タイムを計測して12秒台が出れば速いです。私はギリギリ出た様な、出なかった様な感じです。この練習でも、走り込みの練習になると思います。普通に走るより面白いので、強化期間中に取り入れてみてもいいかもしれません。
この練習の目的や得られた効果等ありましたら教えて下さい。よろしくお願いします。
新しい練習の取り組み方に気づいたので紹介します。
それは、走る本数を明確に決め、走ることが出来る本数に制限を設けること。
8月の練習は暑さによるバテから練習へのモチベーションを保つことが難しくなっていました。加えて一人での練習。そこで、ある日のハードル走はウォームアップの5歩走を抜かして4本のみの実践で終わらせると決めて練習しました。すると、4本というギリギリの本数で今日の練習を意味あるものにしようとするプレッシャーから、集中力は高まり一本一本を大切にして走れ満足のいく練習が出来ました。
今までの練習メニューでもハードル走の本数や走る本数を決めて取り組んでいましたが、失敗したり満足のいく走りが出来ない時はプラスで本数を増やしていました。今考えればそれではやり直しが出来るという安心感から、気は緩み集中力は最高まで高められません。初心の人、二つの矢を持つことなかれですかね。
本数設定のポイントは 続きを読む
ハードルを始めたばかりの中学生からよく聞く言葉、「抜き足を速く持って来る様に意識しました」 これは、ほぼ間違った力の入れ方をしている典型的なパターンの一つだと考えています。ハードルを始めた頃の私も、抜き足を速く持って来ることを意識した時期がありました。これは誰もが一度は通る道かもしれません。トップ選手の動きを見ると抜き足は非常に速くキレがあります。それを真似しようと意識して速く持って来ようとしますが、トップ選手は抜き足を速く持って来るために、空中で力を入れてはいないはずです。 空中で抜き足に力を入れても速くなることはなくむしろ、変な力みを生み着地時にタイミングがズレてしまい、腰の入っていない着地になると思います。
これまでの経験と指導で学んだこと。 踏み切った後、抜き足は地面に着くまでほったらかしにしておく。大切なことは、踏み切る時にリード足と抜き足を大きく開く(股を大きく開く)ことです。タメを作るとも表現します。足をグーッと大きく開き、余計な力を入れなければリード足が地面に着くと同時に抜き足はビュンと返って来ます。ゴムを大きく引っ張ると素早く返って来るのと同じイメージです。 イメージ写真 写真は踏み切った後ですが、股が大きく開けている事が素早い抜き足の返りに重要なことだと思います。 そのために必要なことは、力強く伸びのある踏み切りをすること。大きくダイナミックに踏み切ること。上方向でなく前方に思い切って突っ込むこと。そして、空中では大きなタメを作ることと、リラックスです。私は、空中でタメを作るために腕を出来るだけ前方に出すことと、リード足が降りて来るのを待つイメージを持って取り組んでいます。 ハードリングは踏み切りの瞬間の修正でしか改善に繋がることはないと思います。空中で何をしようとおそらく効果はないはず。全ては踏み切りの瞬間です。なので、空中で抜き足に力を入れることや、リード足を振りおろすこと等は意味がない力の入れになります。為末さんのTwitterから cialis on prescription https://twitter.com/#!/daijapan/status/181749271043911681 力を入れるポイントを間違ってしまうと大きくマイナスになります。そのポイントを知るには、経験かアドバイスをもらうことです。抜き足のリラックスや空中でのタメに関しては大学の時に後輩から教えてもらいました。速い人は、どこに力を入れてどこを抜いているのか、ということを考えながら研究することが大切なことだと思います。力の入れ方について、意見アドバイス等あればコメントをよろしくお願いします。
ハードル練習の並走です。
動画は大学4年生の時。左が自分(ハードルの高さはジュニアで1足縮め)で右が後輩(ハードルの高さはハイハードルで1足縮め)。
少しは参考になるかと思って載せました。コーチの声も聞いて下さい。「手を前に出せ!」「ハッ!」と言っています。感覚的な指導ですが、実はこの時の練習が私にとって大きなターニングポイントになったのです。
手を前に出す。これを意識したことにより、上方向に逃げていた力が前方に向いて行ったことが一つ。手を今までより前方に出したことで、上体を直ぐに起こさなくなり動きにタメが作られました。このタメにより、リード足着地時に抜き足がタイミングよく前に出てくる様になりスムーズなインターバル走につながりました。
また、「ハッ!」と言ってもらえることで、瞬間的に力を発揮するイメージが持てました。
手を前方に出す意識を持つ。一度試してみて下さい。何か意見、アドバイス、質問等あればコメントよろしくお願いします。
6月22日土曜日、博多で110mhの日本記録保持者、谷川 聡さんとお話させてもらいました。
この様な機会は、とても貴重なので私の走りの動画を見ていただいたり、陸上競技への取り組み方、ハードルについて質問しまくりました。かなり、緊張して頭が回りませんでしたが、まとめてみたいと思います。
・先ずは、走りについて。200mを速く走れる様になりなさいというアドバイスをもらいました。
100mは激しく、速く足を回せれば、ごまかしが効く。しかし、200mという距離はきちんと地面を捉え、その力を身体に伝える動きをしなければ速く走ることは難しい。長いスパンで考えて、先ずは200mを走り、きちんと地面を捉える走りを身につけなさいということでした。その様な、考え方で、200mという距離の練習を行うことは、私には思いもつかなかったので、とても勉強になりました。谷川さんは、大学に入学したばかりの100m、110mh選手達には積極的に200mや400m、400mhにも取り組ませるそうです。目的は、正確に地面を捉え、地面からの力を逃がさずに得る感覚を養うためです。400mhを13歩で行く練習は、効果的だと言っていました。
・次は、ハードル練習のアドバイス。インターバルを正規の幅から広げて、練習してみたらというアドバイスをもらいました。
私は、飛んでいる様なハードリングをしていると言われました。確かに、私は「タタ、ターーン」という感じで、ターーンで前に思い切り飛ぶ様なイメージを持って、走っていました。そのイメージではなく、走る動き、走りのままのリズムでハードリングをしなければいけないということです。インターバルが狭いと思える選手は、ハードル間を広げることで、走り抜ける動きでハードルに入っていくイメージが作りやすくなると言われました。まだ、やっていないので、どの様な感じなのかわかりませんが、想像の中では何となくわかります。とにかく、実践です。
このほかにも、多くのアドバイスをいただきましたが、上の二つが、特に心に残ったので記しました。私は、このアドバイスを実践していきますが、私の受け取り方が間違っている可能性はかなりあるので、何となくで参考にしてみて下さい。
本の紹介、谷川さんが書いた、ハードルの本です。